クライマックスに向けて緻密に計算された物語もいいけど、面白そうな方向へど寄り道を繰り返すうちに、いつのまにか目的地に到着するのもまた、エンターテイメントの魅力なんだと思い出させてくれました。正反対のふたりによるロマコメとしても楽しかった！
緻密に計算されたストーリー展開の面白さという点では「ゲーム・オブ・スローズ」で満たされているので、映画ではむしろイーストウッドやスピルバーグのようにシンプルなプロットをスリリングに描いたものか、あるいは「ハイロー」や「バーフバリ」「ヴァレリアン」のようにケレン味あふれるものが観たいのかも…。
