永遠の中学生リュック・ベッソンが製作費200億円で気合を入れて贈る中二病要素満載のSFファンタジー❗
正直ベッソンが監督した作品はどれもあまり好きじゃなくて今作とストーリー展開が似てる「フィフス・エレメント」や名作「レオン」もあまり好きじゃないのでスルーしようと思ったんですが、何故か嫌いになれないし彼が脚本を担当した作品は好きな作品が多く結局なんだかんだ好きかもしれないベッソンを応援しようと観てきました!
なんか良いところも多かったのにその要素が上手く噛み合ってなくてなんかベッソンの気合が空回りしてる印象でした(´・ω・`)
まずいつも可哀相なキャラクターを演じてる主演のデイン・デハーンが珍しくポジティブな主人公を楽しそうに演じていてちょっと涙が出たし( ;∀;)ヒロイン役のカーラー・デルヴィーニュが凄くチャーミングで可愛かったし主演二人の掛け合いは予想より面白かったです( ^∀^)
他にもイーサン・ホーク、ジョングッドマン、ルトガー・ハウアーなどの大物俳優達を贅沢な無駄遣いしていたりリアーナのダンスシーンの美しさや所々に安っぽさを感じましたが意外と悪くなかったCGなど面白いと感じるところもけっこうありました。
ただ肝心のストーリーが全然ワクワクしない(´;ω;`)まず黒幕が誰か分かりやすい❗しかも本性を現すまでの溜めがないからワクワクしないし明らかにミスキャストだったのでは?
ストーリーに捻りがないのに主人公達がいちいち寄り道しまくるから本題に入るまでのテンポが異常に悪い❗
ラストはフィフス・エレメントじゃねえかよって思った(笑)
アクションもそれなりの迫力はあるけどにあまりワクワクしないしラストの決着も微妙でアクションはイマイチ盛り上がらなかったです(´・ω・`)
せっかく良いところも多いのになんか決定力に欠けるしなんか見終わったあとにつまらなくはなかったけど面白かったとも言いづらい微妙な気持ちになりましたよ(´;ω;`)
ただリュック・ベッソンが長年作りたかった物を作れて良かったねと思ったし「フィフス・エレメント」が好きな方なら観ても楽しめると思いますよたぶん(´・ω・`)
最後にこれなら別に200億円もかけなくてもベッソンなら作れたのではないかと思いました(´・ω・`)