『フィフス・エレメント』のリュック・ベッソンが新たに生み出したSF超大作。エンターテイメント性と映像美による芸術性とがリュック・ベッソンらしい。『アバター』と『スター・ウォーズ』の世界観を合わせたような感じ。恐らく監督もそういうシリーズと肩を並べられるような作品を生み出したかったんじゃないかな。割と軽めのタッチで描かれているので、中盤までは映像美しか印象にない。が、しっかりとしたテーマも盛り込まれているので、最後は気持ちよく観終えることが出来た。とにかくこの世界観は魅力なので、続編やスピンオフも十分可能。個人的には是非そうしてほしい。デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュというハリウッドの次世代スターをリュック・ベッソンプロデュースで世に送り出すSF新世プロジェクト。監督はマーベルとかのアメコミヒーロー映画がハリウッドの主流になってることにうんざりらしいけど、それならリュック・ベッソンワールドを独自で広げていってもらいたいね。本作だけで終わるのはもったいない。続編待ってます！
