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ヴァレリアン 千の惑星の救世主のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」
原題「Valerian and the City of a Thousand Planets」
2018/3/13公開 フランス・中国・アメリカ・アラブ・ドイツ作品 2018-199

興行的にはあまりぱっとしなかったんですね。
ストーリー的に、SFと言うよりは寄り道の多い壮大なラブストーリー?という感じの所が賛否を呼んだんでしょうね。
しかしながらそこはリュック・ベンソン監督、その世界観の素晴らしさと壮大さ、ガジェットや個性的な種族、街並、などなど様々なアイディアやビジュアルを惜しみなく詰め込み、ストーリーという欠陥を躍動感と視覚効果によるスリルで乗り越えてますよね。
確かに面白く鑑賞できる作品で、本筋とは違う横路展開が多く、それはそれで引き込まれていきます。まあそれがこの世界観を産み出してるんでしょうけど。
そして、美女と美男、主人公のヴァレリアンとローレリーヌを演じたデイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュの掛け合いと演技がこの作品を盛り上げてますね。
賛否両方のありますが、私は楽しく鑑賞させていただきました。

「レオン」「LUCY ルーシー」のリュック・ベッソン監督が、「スター・ウォーズ」にも影響を与えたとされる名作SFコミック「バレリアンとローレリーヌ」を実写映画化。28世紀の宇宙を舞台に、銀河の平和を守るエージェントの男女が巨大な陰謀に立ち向かう姿を、壮大なスケールかつイマジネーション豊かに描き出す。エージェントとしての腕は確かだが私生活ではいい加減なプレイボーイの主人公ヴァレリアン役を「アメイジング・スパイダーマン2」のデイン・デハーン、才色兼備の相棒ローレリーヌ役を「スーサイド・スクワッド」など女優としても活躍する人気モデルのカーラ・デルビーニュがそれぞれ演じる。共演にもクライブ・オーウェン、イーサン・ホーク、ルトガー・ハウアー、歌手のリアーナら豪華メンバーが顔をそろえる。
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