リュック・ベッソンの想像力の豊かさは果てがない。カラフルな多種異星人とスペースオペラバトルを楽しめる。キラキラした映像美は目を楽しませてくれる。でもB級感。展開もバタつきがある。物語はフィフスエレメントに及ばない。悪役顔のデイン・デハーンは主人公的魅力が薄い。いつもヒネくれた影のある少年に見える。カーラ・デルヴィーニュはモデル的な美しさで魅力的。リアーナの七変化ステージもセクシーで楽しい。見終わって何か残るわけでもないけど、真夜中にリュックベッソンのイマジネーションダダ漏れ映画に身を委ねるのも何だか悪くない。
