“ヴァレリアン”って主人公の名前だったんですね。
自信家で女好きな適当野郎と、男勝りなツンデレ美女が都市型の惑星を救う話。
見た目が高校生カップルみたいなので、もうちょっと軽い感じかと思ってたんだけど、全体的にはそんなに外れでも無く、かと言ってけして当たりでも無い微妙な線。
“フィフス・エレメント”もけして、めちゃくちゃ面白かった訳でも無いけど、タイミングやキャスティングが良かった事もあり、L.ベッソンの代表作にもなってますが、これはそこまでにはならないかと。
リアーナとか、C.オーウェンやL.ハウアーなど面白いメンツは居るんだけど。
結構な費用は掛けたみたいで、CGのレベルは悪くないです。
で、結局なんでつまらないかと言うと、主人公がイマイチ、主役になれていない気がするんですよね。
どちらかと言うと、彼女の方が主役っぽいし、導入からして説明不足。
そもそもこいつらは何者で何で一緒に居るのかとか、組織の中の立ち位置とかがわからないんですよね。
まぁ、諸々気になる所は沢山あるけど、プライムで観るには丁度良いかもしれない、退屈凌ぎ作品でした。