ブタブタ

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のブタブタのレビュー・感想・評価

3.0
『ジェネシス』からだいぶ間が空いて『ライジング』『グレートウォー』纏めて見た。
マット・リーヴス監督(及び共同脚本の方も)
ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作をどの位意識してるのか。
又はしてないのか。
このグレートウォー、ロメロのオリジナル脚本版『DAY OF The Dead』にテーマも話しの運びも物凄く似てて、て言うか色んなこの手の映画のリミックスだって事もあるとは思うけど。
滅亡寸前の人類と新たな支配種、強制収容所からの脱出・解放作戦とクライマックスの要塞大爆破。

リブートを何度も失敗してるターミネーターは何でこれが出来ないんだろうと思いつつ、やっぱり相手がコンピュータだと基本姿が見えないプログラムだから敵としてのキャラクターが弱いからか。
人類滅亡を描くSF映画で「機械」「ゾンビ」と「猿」
之が異星人侵略モノだとちょっとテーマが違うし、人類とは完全に別種であり知能もあり意思疎通も出来ながら結局は相容れない相手である「猿」に人類が取って代わられる。
キレイに終わったけど何かキレイに終わったって感想しかない。
スターウォーズEPISODE1~3と同じく之が歴史的名作の第一作『猿の惑星』に続く、になるのも。
サル・ウィルスによる人類の先祖返り、ノバの人形とか伏線の回収も見事(みたいなのは嫌いだけど)
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