このレビューはネタバレを含みます
リブート作品3作目と同時に
猿の惑星最終作
いやー
【シーザーお疲れ様でした】
に尽きる1作でした
前作で人間と奇しくも対立して
しまったシーザー。それでも
まだお互いに干渉しなければ
問題無いという思想を抱いている
そんな中裏切り者の仲間により
妻子が人間により殺されてしまう
前作のコバ同様憎しみに駆られ
犯人を殺そうと群れから離れ
旅に出る。
人間は人間で思想の違いから
人間同士で争っている
各々の思想や正義がぶつかり合うのと
同時に人類が10%しか残って
いなくても自分と違う考えをもつ
集団は許せず争い続ける人間の
愚かさを皮肉たっぷりに描き切る
場面ごとに旅、脱獄、戦闘と
しっかりと区別されており
それぞれの場面でしっかり
見応えある映像が作られている
初代猿の惑星に繋げるために
ウイルスが言語能力も失わせると
いう設定は力技だと思ったが
3作品に渡るシーザーの生涯を
この目で見れて満足でした。
改めてお疲れ様シーザー。