まりん

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のまりんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昔見た猿の惑星が怖くてトラウマになっています。
その違和感が何となく分かった。
猿が話しても、馬に乗っていても、違和感が有っても受け入れられる。
洋服を着ていたとしても。体型が、歩き方が、猿だからね。
でも、昔のはそうじゃ無い。完全な二足歩行で、人間の投身で、流暢に話す。
人間の身体に猿の顔を載せた違和感。
人間が、猿になる。それが怖かった。
大佐が恐れて手を下したように。人間は違う者になる事を恐れたんだね。

でも一番の脅威は人間でも猿でも無く、自然だった。
それに対応出来る方が生き残る。
地球が選んだんだ。成す術もない。

Andy SerkisはROTRのゴラム役でこう言う役の一人者の称号を不動のものにしたね。
とても頼もしく凛々しい。他の猿たちと違って表情が豊かだ。

そして、何の為に存在しているのか分からない人間の少女。
彼女は、天使だったな‥
誰にとっても、天使としての作用しかしていない。
可愛かった~

だけど、今最初の猿の惑星を見ても、やっぱり怖いと思う。
化学の力で越えてはいけない一線ってやっぱりあるんだと思う。
まりん

まりん