M少佐

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のM少佐のレビュー・感想・評価

3.5
 猿の惑星

叡知を得た猿と人間の確執は頂点に達し、争いは続く。
人類を救うため、猿を奴隷とし、他の人類との激突さえも省みない「大佐」と、その部下。
巨大な武器庫を要塞化し、猿達に壁を作らせる。
猿達のリーダー、シーザーは事態を解決すべく奔走するも、一族皆、囚われてしまう…

長く辛く悲しい。
集大成であり、シーザーの全ての感情の詰まった大作。
ただ面白くは、あったものの、思っていた作品とは、まるで違い、戦争を謳っていても、あくまでシーザーの物語であり、そこまでの高揚感は得られなかった。
よくストーリーは練られていて、一概に猿=悪、人類=悪ではなく、どちらの主張も間違っていない描き方は好感が持てる。

うん、ご託はいいや、シーザーに幸せになって欲しかったんだよ俺は。
M少佐

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