六

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「二十日鼠と人間」の六のレビュー・感想・評価

4.5
愛情でいっぱいの悲劇に弱いので最後の方ずっと泣いてた。
すべての登場人物が抱える孤独に胸を締め付けられ、レニーの無垢さに救われて、二人の愛情に胸がいっぱい。

劇中で「話し相手は誰でもいい」ってあるように、他の人たちは話し相手や夢を叶える仲間は誰でもいいんだけど、ジョージとレニーが夢を叶えるためには互いが必要不可欠で。
レニーの世界はふわふわのものとジョージで構成されてるから、ジョージと一緒にウサギを飼うことに意味があるんだと思うとほんとにつらい。
レニーを探すあたりからジョージの目に涙が貯まっていて、いつからその決断をしたんだろう…
六