先週レンタルしてきたDVDの最後の一本がコレ。
オシャレ映画続きだったのが一変しました^^;
スリランカの戦禍を逃れるために偽の家族を装いフランスに亡命してきた３人。
故郷を捨て、死んでしまった本当の家族の思い出を胸に秘め、慣れないフランスでの生活を始めるのだが…。
うん？
偽の家族にパルムドール？
ちらっと万引き家族が浮かびました。
何はともあれ、こちらの方が先です 笑
移民とか難民とか…
日本人の私たちにとって全然馴染みのない言葉。
大真面目に考えたこと…ない。
故郷を捨てる。
故郷の言葉を捨て新しい国の言葉を話す。
こんなに平和な日本に住んでいる私たちには、それがどんなことかって考えた時、想像を絶します…。
ディーパン（お父さん役）
ヤリニ（お母さん役）
イラヤル（ムスメ役）
この３人が徐々に家族として馴染んでいく様子を見ていると、こうゆう形の家族も有りかな？有りなんだろうな、と思います。
万引き家族を観た時に答えが出なかった疑問が、パルムドール受賞作を遡っての鑑賞で解決☆
ただ悲しかったのは、せっかく戦争から逃れてきたのに移住先のフランスでも銃声が鳴り響き、人が殺されるってのを目の当たりにしなければならなかったこと。
だから最後のシーンは現実のお話であって欲しい。
