ひろ

神のゆらぎのひろのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
3.4
監督ダニエル・グルー、脚本ガブリエル・サブーランによって製作された2014年のカナダ映画

様々な問題を抱えた登場人物たち、選択が運命を左右する。墜落する運命にある飛行機へと向かっていくのは…

1人の選択が他人の運命をも左右する
「神のゆらぎ」というタイトルはなかなか秀逸だけど、この映画の内容はアメリカとかで怒られそう
信教心の薄い日本人なら関係ないかな

群像劇だから登場人物が多いが、みんなまともではない
未来と過去を交互に描いたり、群像劇としていい感じにラストへ向かっていくんだけど、あの終わり方はどう解釈したらいいのかなあ
分かるんだけど、納得いかないというか

グザヴィエ・ドランが信教心の強い登場人物を演じている。自分の監督作品が絶賛されてるだけに、俳優として他の監督作品に出演していると新鮮。自分の意見を通すわけにもいかないから難しいだろうなあ。群像劇だから登場は短いが存在感のある演技だった。監督グザヴィエ・ドランもすごいけど、俳優グザヴィエ・ドランからも目が離せないなあ
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