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神のゆらぎのacottのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
3.6
真面目な映画だった。中心になっているのは敬虔なエホバ信者のカップル。方や宗教上ダブーとされている輸血が必要な重病、もう片方は看護師で重症患者への輸血を求められる。双方とも宗教と倫理の狭間で悩む姿が描かれている。
他のストーリーでもタブーを犯すなどの行動のために不安を抱える人たちそれぞれの選択をテーマにしていた。
何をもって神に背くことになるのか、神の選択とは何に拠るのか、など考えさせるものだった。
グザヴィエ・ドランは今作では俳優のみ。
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