奇跡を待つことも運命だとしたら…。
複数の人間たちの"選択と運命"をめぐる物語が、過去と現在を往来しながら絡み合うサスペンスタッチのヒューマンドラマ、、、
最近よく名前を聞くグザヴィエ・ドラン氏が出演している作品を初めて観た。
4つのそれぞれのエピソードが交錯してある一つの終着点にたどり着く群像劇。
人間は数々の取捨選択を繰り返しながら日々生きている。
たった一つの選択が自分だけでなく他人の運命まで変えてしまうこともある。
この作品の場合
最終的に同じ便の飛行機に乗るのか。
それとも乗らないのか。
自分の信仰を守るのか。
目の前の命を守るのか。
ゆらめく心と大地。ゆらめく神の選択。
神とは、信仰とは、罪とは何か。
結局は自分の中にある"心そのもの"が神ということなのかな。
今度はドラン氏が監督してる作品も観たいな。
"怖いのはあの人も一緒だから"