神のゆらぎ(2014年製作の映画)

Miraculum

上映日:2016年08月06日

製作国:
  • カナダ
  • / 上映時間:110分
    監督
    ダニエル・グルー
    キャスト
    グザヴィエ・ドラン
    アンヌ・ドルヴァル
    ジャン=ニコラス・ヴェロー
    あらすじ
    時に人は、ただ奇跡が起きるのを待つしかない。 ともにエホバの証人である看護師と、末期の白血病を患うフィアンセ。老境にありながら情熱的な不倫を続ける、バー テンの男とクロークの女。互いへの失望を偽りながら暮らす、アル中の妻とギャンブル狂の夫。そして取り返しのつか ない過ちを償うためドラッグの運び屋となる、一人の男...。 彼らは気づかない。自分の決断が思わぬところで、他人の運命を変えてしまっていることに。正しい選択とは何なの か。人間に許された最良の決断とは。複数の物語が過去と現在を行き来しながら、その終着点――墜落する運命に あるキューバ行きの飛行機へと向かう、深遠な余韻を残すヒューマンドラマ。

    「神のゆらぎ」に投稿された感想・レビュー

    タナカノゾミ™
    タナカノゾミ™の感想・レビュー
    2017/02/11
    -
    これ以上ないぐらい綺麗に涙が出たなぁ
    megumi
    megumiの感想・レビュー
    4時間
    3.5
    だいたい、映画の原題を和訳すると、「どうしてこうなった?」っていうトンチンカンなものが多いのだけれど、今作は秀逸。

    原題は奇跡っていう意味らしいのですが、「神のゆらぎ」って絶妙。素晴らしい。



    「全能の神が存在しないから」っていう台詞が出てくるのですが、全ては神の思し召しであるけれども、こういうことが起きてしまうのは「神のゆらぎ」なんだ、という風に表現し得るから、絶妙だな、というわけです。



    エホバの証人を信仰しているため輸血が出来ない恋人同士の2人、ダブル不倫中の2人、アル中の妻とギャンブル依存症の夫、ドラッグの運び屋、四つの物語がそれぞれ進行していく中で、

    時系列がわかった瞬間にはっとさせられました。



    バタフライエフェクトのような、知らないうちに自分の小さな行動が他人に与えていた影響に気付いて、あれはああいうことだったのか!と、沢山の伏線回収にすっきり。



    淡々と話が進む不思議な雰囲気の映画で、普段なら主人公に感情移入しながら観るのですが、すごく遠くから眺めているような気持ちになりました。神の視点から観ているような感じとでも言えばいいのかしら。



    メインストーリーとして扱われるエホバの証人と言えば、憲法の論点で必ず取り上げられる判例があるし、なんとなくどういう教えなのかは知っていました。外部の人間から見たら、輸血が出来ないなんで馬鹿げてると思うかもしれませんが、聖書に基づき、血を特別なものと考えている彼らにとっては輸血するくらいなら死をも受け入れよう、となるのでしょう。



    この映画で白血病の治療を拒否した彼については、明確に意思表示をしているし、絶対的無輸血の特約付き手術を受けたにも関わらず輸血をされたわけでもないし、法律上の問題は発生していないけれど、同じ宗教を信仰している彼女としては戒律を破ってでも治療して欲しいと思うのもわかります。でも一方で、輸血を拒否することも、人格権や自己決定権の一つとして保護されるべき権利であるので、彼の行動もまた理解できました。



    じわじわくる映画です。
    りす
    りすの感想・レビュー
    5時間
    2.2
    2017年124本目、5月25本目の鑑賞

    ドランが主演
    カナダ映画

    あらすじ
    エホバの証人の信者で白血病を患っているドラン
    その彼女もエホバの証人の信者であった
    規律により輸血は禁止されていた為、治療は困難であったのだ…


    WOWOWで斎藤工が今作を観ると確実に揺らぐものがあるのようなことを言っていたと記憶しているんですが、私はそこまででした

    今作の良い点は時系列をズラして神の視点を鑑賞者側に与えてくれる点です
    これにより鑑賞者は未来を知る、言うならばこの映画の終着点を知りながらその過程を観ることになります

    物語の進行法としては『アモーレスペロス』のアレハンドロゴンザレスイニャリトゥ監督がよく使う撮り方である群像劇となっています

    この一見、全く関係ない人物達が巧みに絡んでいく様が偶然と呼ぶには出来すぎているように思えてしまうのが今作の良い点

    鑑賞者は神の視点を与えられたことにより、偶然な出来事が神によって導かれた必然であるかのように錯覚してしまうのです

    人生とか日常とかっていうものはなんなんだろう?という感覚に陥ります

    その一方で信仰する者にも信仰ってなんなの?という重いテーマを突きつけてもきます

    結局は全てを肯定しないことを肯定している
    そんな映画だったように思います
    きよこ
    きよこの感想・レビュー
    2日
    3.7
    奇跡は起こるのか?神は宿命に勝てるのか?いや、人はそれを運命として受け入れるのが正しいのか?

    全能の神とはなんだろう。絶対的な存在であるべきなのか…。

    伏線回収もスマートで、問題提起も意外とストレートで嫌いじゃない映画だった。
    ひろ
    ひろの感想・レビュー
    3日
    3.9
    静かな映画
    時系列がわかりづらくて、あ、そういうこと…とわかったときに、言葉にならない気持ちになった
    主人公の彼女が出て行くと決めたあとのドランの冷たさにびっくりした
    神のゆらぎという邦題素晴らしいと思う
    yoeco
    yoecoの感想・レビュー
    4日
    3.1
    静かにひとつのゆらぎへ向かう群像劇。
    キューバ、ジャマイカ、それとも?
    アンヌドルヴァルはドランと良く共演するね

    ドランは信仰についてそんなに揺るぎないのか、信仰の中に置いていけるのか、そこが気になってしまった。
    ヨシユキ
    ヨシユキの感想・レビュー
    2017/05/16
    3.2
    宗教の信仰が無ければ深く理解が出来ないかもしれない。
    所謂、群像劇だが混乱なく描かれている。主人公の男女になかなか感情移入が出来ないため、ラストも特に大きな感動は無かったのが残念。それも信仰の成す技か?!
    KousukeHanda
    KousukeHandaの感想・レビュー
    2017/05/16
    3.8
    何度か観て伏線やプロットを回収したくなる作品。
    ゆっきー
    ゆっきーの感想・レビュー
    2017/05/15
    1.0
    零点だな。
    大したショットも運動もなくあるのは思わせ振りな“間”だけ。
    非常に退屈。アンビエント音楽で空気感作ろうって浅はかな意図が透けて見える。辛い。
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