グランドフィナーレのSasadaのレビュー・感想・評価

さまざまなバックボーンを持った人々が、アルプスを臨むホテルで過ごすひとときのバカンス。

群像劇のテイはとりつつも、居合わせた個々人の内情にはそこまでフォーカスしない。
マイケルケイン演じる主人公の周りはともかく、他人の人生なんてその一瞬で分かるはずがないという割り切りが潔い。

映画ってやっぱアートなんだなと思わせる映像と音楽、名優たちのアンサンブル、それを楽しむものと思えば満足。あとレイチェルワイズが色っぽい、、