グランドフィナーレの作品情報・感想・評価

「グランドフィナーレ」に投稿された感想・評価

Kana

Kanaの感想・評価

4.5
感想を書くのを躊躇うほど、この作品に対する見解がまだ定まらない。
余韻が長引き、まだ自分が垣間見た非現実的な世界の中に漂っているような不思議な感覚。

ラストの音楽は圧倒的で天からの啓示のように心に染みる。
勝手な私の解釈では、あの歌の歌詞は死ぬ間際の思いかなのかも…。

クールな挿入歌もお洒落で素敵。
監督は音楽の選曲にはノータッチらしいけど。

人生を振り返りながらも未来を見ながら歩いている私の年代には、この映画の意味はまだ完全には理解できないのかも。

役者陣は素晴らしく、ポール・ダノの不思議な魅力が特に良かった。

間違いなく好きなタイプの映画で、出来ればもう一度とは言わず、二度くらいゆっくりワインでも飲みながら観てみたい。
いやー 最後のワンカットは、般若みたいな感じの主人公の妻のアップ。年老いたら 女性はなんと別の生物になるんですよね?❓
kalpass

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3.0
もう少し人生の経験値を積んだら
もう一回観たい
まだまだ自分には皺が足りない
そんな作品
Yamachan

Yamachanの感想・評価

3.4
才能溢れる人々しか登場せずに、しかもその人々がさまざまな葛藤や障害に当たっているという姿を直感的にみせてくれる
‘Youth’という過去から各々の‘グランドフィナーレ’?に向かって行く映画。

映像美が素晴らしい。久しぶりに映画を見たからというのもあるけど、広大な美しい自然の中の広大な建物の中で進んでいく物語は良かった。

ポップスターの俗悪感には笑った。なんであれやねん!
そして最後の曲は美しかった。

つまり、ぼくもバカンスがしたい❗笑
ikumatsu

ikumatsuの感想・評価

3.0
内容も画もとてもアート。

オーケストラの映画だと思って観ましたが…不思議な映画でした。

素敵なおじいさまがたくさんで満足でしたが、ひとつ残念な点が。予告動画で1番ぐっとくるポイントをネタバレしていました。あぁ損した気分。
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

3.7
爺になってもなお製作意欲の衰えない映画監督と、無気力で抜け殻のようになった作曲家。アルプスのスパつき高級ホテルでバカンスを過ごしつつ、老い先短い人生をどう過ごすのか?という、一言でいえば、爺による、爺のための映画。

「Mr.ホームズ」も爺になったホームズが老いとどう折り合いをつけるのか、という映画でしたが、最近こういう爺映画が流行っているのか?
まあそれはともかく、しかし映像美は圧倒的で、どのシーンも印象的で、絵画のようなシーンがずっと続く、まさに、これぞ映画といった趣き。
ただ、映像表現に独特のクセがあり、これまた好き嫌いが分かれるのと、最後にあっと驚く展開の描写が実に微妙にさりげなく描かれるので、気がつかないと映画から振り落とされてしまう危険があります。
映画の主題は明確で、物語的収束も申し分のないものですが、この、独特のタッチと、また、この作曲家の代表作と云われている「シンプル・ソング♯3」という曲が心に響くかどうかで映画全体の印象が決まるといって良いでしょう。
ソプラノのスミ・ジョー、ヴァイオリンのヴィクトリア・ムローヴァが本人として登場する演奏シーンは映画のヤマでもありますが、正直なところ、私にはこの曲はピンときませんでした。
むしろ、予告でも使われている女声のアカペラの曲がはっとする美しさで印象に残ります。

この映画、通の中の通、若しくはヨーロッパ的映画の文法に則った作品の好きな人には最高の一本といえるのかもしれません。
私の中でこの作品の評価が定まるにはまだちょっと経験値が足りないのかな、という気がしました。
めちゃくそかっこいいジジイが
めちゃくそかっこいいジジイの友達と
めちゃくそきれいな場所で
めちゃくそオシャレに余生を過ごす話。

無骨な我には繊細さは伝わらず…
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