グランドフィナーレの作品情報・感想・評価

「グランドフィナーレ」に投稿された感想・評価

Kana

Kanaの感想・評価

4.5
感想を書くのを躊躇うほど、この作品に対する見解がまだ定まらない。
余韻が長引き、まだ自分が垣間見た非現実的な世界の中に漂っているような不思議な感覚。

ラストの音楽は圧倒的で天からの啓示のように心に染みる。
勝手な私の解釈では、あの歌の歌詞は死ぬ間際の思いかなのかも…。

クールな挿入歌もお洒落で素敵。
監督は音楽の選曲にはノータッチらしいけど。

人生を振り返りながらも未来を見ながら歩いている私の年代には、この映画の意味はまだ完全には理解できないのかも。

役者陣は素晴らしく、ポール・ダノの不思議な魅力が特に良かった。

間違いなく好きなタイプの映画で、出来ればもう一度とは言わず、二度くらいゆっくりワインでも飲みながら観てみたい。
寝ても覚めてもラグジュアリー。画面の隅々にまで行き渡る上質感。洒落てるのに染みる極上の台詞が金の粉を纏って降り注ぎ、その合間を絹の河のように美しい音楽が流れる。この心地良い世界でずっと微睡んでいたい。この映画を織物にしたらうっとりするほど気持ち良い肌触りだろう。きっと一生手離せない。

自然豊かなアルプスの高級リゾートホテルで、毎日プール→サウナ→マッサージ→散歩→ディナー→ライブ鑑賞のループ生活。見てるだけで脳が蕩けてくる。ここは楽園か?贅沢なロケーションを余すことなく切り取った流麗な絵の中で、あらゆる人物が呼吸するように気の利いた言葉を紡いで行くので、眼と脳の幸福度が異様に高い。特に仲良しおじいちゃん2人の会話が最高でもうずーっと聴いていたい。80代になっても「良いこと」しか話さない友情なんて素敵だな。

若さとは魂の鮮度のこと。日々古びてゆくこの身体はただの容れ物で、命は使い果たすその日まできっと何度でも1日目の朝を迎えることができるのだ。私もいつかこの重たい諦念を脱ぎ捨てて、暗幕を開くように夜を終わらせることができるのかな。

君主制はチャーミング、自然を奏でる指揮者、踊るマッサージの娘、丘に広がるカーテンコール。示唆に富んだ場面が煌めくビーズみたいに散りばめられて掬いきれない。でもどれもとびきり魅力的で、中身を知らない綺麗な包み紙のプレゼントを見ているみたいにドキドキする。この甘くほろ苦い余韻をふわふわの抱き枕にして眠っていたい。もう少しだけこの夢から醒めないように。
秋の夜にはピッタリでした。
年老いても新たに気づくこともあるし新たに挑戦することもできるという感動的な物語で、映像が美しいし、俳優もみんな貫禄あるけど、退屈だった。もっと人生経験を積めば楽しめるのかも。
daisy2017

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4.2
CGやめよう
友人と「Youth」って…あ、グランドフィナーレじゃん!となるほどへんちくりんな邦題。
saya

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3.6
邦題に納得がいかない。笑
フィナーレじゃない。
yumeka

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3.0
1秒1秒切り取っても写真になり絵になる
ザン

ザンの感想・評価

4.0
マラドーナ!なのか?よく似せてるが、クジラのごとき腹だな。たしかに父娘間で、ベッドでは最高だとかの類は年老いても避けたい話題だ。ハーヴェイ・カイテル老けて細くなったな、病気じゃあるまいな。
ここロケ地どこなんだろう?
監督のカメラテクニックで、作品全般、映像がキレイ過ぎる!
作品内容は、二人の高名な老人を中心に淡々と進む。
ボクは好きな部類の作品タッチです。
以下は、作品についてとても分かりやすく書いてあるので見てください。ロケ地のことも書いてあります。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/603637/510287/85107926
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