マリリン

サウルの息子のマリリンのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
2.5
【引き算の美学】
◉2016年度アカデミー賞外国語映画賞、2015年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
余計な字幕はつけない、という新しい手法。収容所の人たちはコソコソと話しているけど、一体何について話しているのかはわからない。おそらく、本当の収容所の姿ってこんな感じだったんだろうな。人々の会話は無意味で、ただの雑音のよう。人として扱われない。映像だけで、ホロコーストの悲惨さを体感。あぁ、ツライ。
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