主人公の心理状態を撮り方で表現している良作
(2016年映画ランキング 8/50位)
ユダヤ人の死体を処理するためのユダヤ人(ゾンダーコマンド)が息子の葬式を上げるためにイスラム教の坊さんであるラ…
このレビューはネタバレを含みます
ランズマンの『SHOAH』はホロコーストの表象不可能性についての作品であり、想像を絶することについて提示しない(アーカイブの不使用)という選択を行った。ジョアン・スファールが語るように「見るに堪える…
>>続きを読む史実に基づく、ホロコーストを描いた生々しい映画。
1944年、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。
ユダヤ人のサウルは、同胞をガス室に送り込み、その死体を処理する任務に就かされていた。
想像通り、…
サウルへの近距離撮影がほとんどで手ブレが多く少し酔ってしまうかも。ボカシとささやき声、怒号が混ざり合って負の臨場感がとてつもなく強い。
初めて知ったゾンダーコマンドという存在。自分だったら正気では…
衝撃。ホロコースト映画だと知らずに観たこともあって、体力の消耗半端ない。狭いスタンダード・サイズの画面は非常に息苦しくて、サウルの肩越しに見えるぼやけた背景とリアルな音声は想像力を刺激するからとてつ…
>>続きを読む公開してすぐに見た記憶
多分15〜6の時に見た記憶
なのにありえないくらい色濃く残ってる
シンドラーのリストや、チャップリンの独裁者、帰ってきたヒトラー、ライフイズビューティフルなど。
エン…
『J005311』でこの映画を思い出したので見直した。
撮影手法が注目されがちだけど、1番すごいのはこの状況に陥った囚人たちの表情や身振りに極限まで近づいてることだと思う。囚人たちは常にドイツ兵の目…
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