「聖なる鹿殺し」でなかなかのインパクトを受け、この監督さん前作はどんな作品を撮っとるんじゃろと鑑賞!
独身者はホテルに送られ、そこで45日以内にパートナーを見つけなければ動物に姿を変えられるという近未来。妻に去られひとり身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルへと送られるが…
「聖なる鹿殺し」の時と同様コリン・ファレルが主役であり、レトロモダンのようなフランス系、邦画のような雰囲気を醸し出しており淡々と、特に説明もないまま展開されていく不思議で若干、分かりにくい部分や奇抜で奇妙な設定やストーリーは諸説色々な隠喩が隠されているかのような、難解さはまるで、見る側によって答えが十人十色に変化するかのような、試されているかのような感覚になった。
かなりぶっ飛んだ世界観と監督独自の着想はある種、癖がかなり強い珍味(長野県でいう"おたぐり")のようでありっと好きな人は好きで、苦手な人は苦手なんだろうと感じさせられる作品であった。
自分的には、設定や世界観は好きなのだが、音楽などミスマッチなようで、それが逆に合っているかのような世界観は少し難しく受け入れるのにはまだまだお子様な自分には、時間が掛かりそうであった( ´灬` ก:)