このレビューはネタバレを含みます
鑑賞前にあらすじを見たときに、どんだけ奇抜な設定やねん……って思いながらいざ鑑賞。
ただその設定だけに終わらないのがこの監督の手腕ゆえなんだろう。
盲目という「共通点」で愛を確立するために目にナイフを突き立て自らも盲目になろうとするディビット、
そしてそれをレストランで待ち続ける盲目の女性を写し続けるラストシーン。
結末は敢えて描かれず解釈は観客に委ねられる。
エンドロールの最後あたりで海の波の音が入ってくる、もしかしてディビットはロブスターになったのか??
そうなってくると最終的にあの二人は結ばれる事が無かったってことになる。
個人的にそれは悲しいので、二人は無事に結ばれて海の近くの家に幸せに暮らしてるってのはどうでしょうか?あまりに好意的解釈すぎ?笑
けどそういう的外れな解釈もできるのも映画の楽しみ方の1つじゃないだろうか笑
色んな人から感想や意見を聞きたくなる作品でした