cinemaで逃避

ロブスターのcinemaで逃避のレビュー・感想・評価

ロブスター(2015年製作の映画)
3.7
シュールでシニカル
メッセージ性の塊でした

伝えたいことが愛に絞られていて
説教くさくない
バランスの良い映画

カップルになるための
共通点に振り回されるのが面白い

最初は共通点を見つけられず
次に共通点があるフリをし
しまいに共通点を軽蔑し
最後には共通点を自発的に求める

愛というと大袈裟ですが
誰かと同じ思いを共有したい
そういう欲求こそが
愛に近いのかも知れませんね