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グレン・ミラー物語のとぽとぽのレビュー・感想・評価

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)
3.5
編曲。自らの信じた道を突き進むことを教えてくれる伝記映画、結果がどうなろうとも。魅了される素敵な夫婦愛。
夢見る風来坊な主人公グレン・ミラーは迷惑だろうと夜中にでも押しかけて無理やり起こすようなキャラクターとして描写されている。そんなタイトルロールを演じるのは、きっと映画史上屈指の愛され名優ジェームズ・スチュワート(今日で言えばトム・ハンクス)。当座の資金は親切な質店に楽器を入れて工面。安定じゃなくて夢を、と理解ある妻。献身的で、いい人すぎる!夢に向かって、じゃないと失望。錚々たる面子!自分の結婚式でジーン・クルーパが演奏してくれるなんて最高だな。ルイ・アームストロングも出ている。独自のサウンドを見つける!子供もできて順風満帆、順調に進み始める人生。そんな折、世間は戦争に突入して……。
彼が亡くなっても心意気・志は生き続ける、と信じたい。名曲が「あ、聞いたことある!」と慣れ親しまれ、語り継がれていくように。いつまでも。

誕生日ですって?11月はまだ先よ
ペンシルバニア65000
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