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ちはやふる 上の句のもつのレビュー・感想・評価

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)
3.8
「実写だからこそ観せれる部分」をしっかり表現していたと思います!

やっぱり連載ものを2時間の映画にグっと圧縮するとこうなるよなーって感じもあり、「え?そこそんなあっさり?」って思う…、のは大前提でしょ。っという角度からです笑
そもそも媒体が違うのであーだこーだ言うのは違う気がするので。

ただ試合の空気感、音、あの緊張感、高揚感は実写ちはやふるでしか味わえないと思う!札が読まれる直前の静寂、ビシッって札をとる音…。バクマンの実写もそうだったのですが、漫画の実写化にあたって「音」っていうのはかなり作品そのものを左右するくらい大切だと確信しました。

あと「ビジュアルが…」と感じている原作ファンの方々も多いと思いますが、机くんはやっぱり机くんです!てか机くん主役じゃね?って思うくらい、悔しい表情とか諸々ツボでした!

広瀬すずは言わずもがな。一番原作とのギャップを感じなかった笑
かるた部の皆が原作みたいに魅力的で、「次を観たい!」と思わせてくれる作品でした。
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