ニシカワリキ

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬのニシカワリキのレビュー・感想・評価

3.9
きっと、このバカバカしさを許容するには、ある程度の寛容さと教養が要る。劇場で観たかったなあ。

含蓄と呼ぶには愚直すぎるくらい、死生観に対する示唆があって、ひねりというにはストレートすぎるくらい、シナリオが向かうべき場所へ向かっていく。いいじゃないか、それで。コメディの皮を被り、小ネタを積み重ねながら何か大事なことを語ろうとするなら、これくらい真っ直ぐなほうがいい。