【ブンブン年間ベスト2015新作洋画部門1位作品】
東京フィルメックスでパナヒの「TAXI」を観てきた。イランからロックオンされ自由に映画を撮らせてもらえない監督がタクシー運転手になりすまし、タクシーに乗る人々を撮る。こう聞くと、ドキュメンタリー?と思うかもしれない。これが違う、コメディでありサスペンスであり、歴としたドラマなのだ。カット割りや、不自然なカットからかなりの部分はヤラセだ。しかし、タクシーの車内だけであそこまでリアルで観客を笑わせ、しんみりさせ、恐怖すら与える映画はないだろう。監督は劇中で何度も、映画や本にない題材を探せと乗客や女の子に語る。まさにその言葉が強烈に反映された作品です。
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http://france-chebunbun.com/2015/11/23/post-4875/