ゴリアテの憂鬱

人生タクシーのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

人生タクシー(2015年製作の映画)
2.5
イラン政府から20年間の映画制作禁止を言い渡されたパナヒ監督自身が、これならどうだと工夫を凝らし、タクシー運転手に扮して車内カメラの映像で製作した作品。

乗客とのやりとりからイラン人の実情がありありとわかるとの触れ込みだったので、ドキュメンタリーだと思って観てたのですが、どうも仕込み感満載でちょっと興醒めしてしまいました。

イランの問題を世界中に伝えたい気持ちは理解できますし、苦肉の作なんだろうと思いますが、自分にはちょっと盛りすぎに写りました。