Filmomo

街中の拳銃に狙われる男のFilmomoのネタバレレビュー・内容・結末

街中の拳銃に狙われる男(1955年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

①街中の拳銃には狙われない。ロバート・ミッチャムを狙っているのは遠く離れた街に住む悪党のボスである。しかし、ミッチャムの好戦的・扇情的な取り締まりによりいつ手下に狙われるか不穏な空気感が漂っている後半は、確かに街中の拳銃に狙われているかのような感じとなる。②ロバート・ミッチャムは二挺拳銃を持ってはいるが実際に二挺拳銃をぶっ放す場面はない。ホルスターなしでベルトに差し込むのは「真昼の決闘」のゲイリー・クーパー同様、弾切れ対策だと思われる。③正義の味方を自分たちで雇ったくせに手に負えなくなると排除しようとするというテーマはこの後繰り返しハリウッドで描かれる。
Filmomo

Filmomo