whut! 期待以上のおもしろさ!
冒頭、スペル大会に登壇する女生徒の名前が"ファック"ってだけで掴みはOK。
進学して異なるスクールカーストに所属しつつも、心のどこかで繋がっているという友情モノの要素もあり、ツリーハウスで人生初のマリファナを吸うシーンはスタンドバイミーを彷彿させる。
終盤は生徒も教師もみんなハイになってしまい、動きは鈍くなるわ、延々とwhut?!(スペルはこれで正しい)だけで会話を繰り返すわ、バカバカすぎて笑える。
あと、こういった映画に有りがちな、やり過ぎちゃったんでマリファナも程々にしないとな、といった反省や説教臭さが一切無いのが良い。むしろ最後に一服するぐらい。清々しい青春ストーナームービーの傑作でした。
難を言うならば、映画館でマリファナ入りブラウニーが配られなかったことぐらいです。
アメリカでは医療大麻のみでなく嗜好品としても大麻を合法とする州が増えてます。
もはやマリファナは麻薬ではないという認識があたりまえになっている。
依存性や治療の障害となる副作用がほとんどない植物を悪魔のように扱う日本は如何なもか.....。
なーーんて、大麻取締法の是非について考えさせらることは一切無いのですが、マリファナ入りブラウニーくらい食わせてくれよな!と思います。