とらキチ

アクアマンのとらキチのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
4.0
劇場公開時IMAX 3Dにて鑑賞。BDで再鑑賞。
「バットマン vs スーパーマン 」で初登場した“素潜りのオッさん”ことアクアマンの単独作品。
当初気になっていた、水中の表現が素晴らしい。一目見て、「あぁ、水中なんだな」って誰もが納得できる表現。どうやって撮っているんでしょ?
キャスティングも素晴らしい。最近は、DCEUもマーベルもいかに大物の役者を引っ張り出せるかがカギになってきていると思うが、今作でもデフォを何気に使っているし、個人的にはなんと言ってもドルフ・ラングレン!今作公開直前に「クリード2」が公開されていた事もあって、その復活ぶりに嬉しくなった。そしてオイシイ所を全部持っていくニコール・キッドマン!
ジェイソン・モモアも何が素晴らしいって、あの筋肉。例えば、人の顔だってちょっとした筋肉とかのつき方の違いだけなのに、人それぞれ顔が違うし、ハンサムだったりブサイクだったりする。身体の筋肉もそうで、格闘技を見ればわかるが人それぞれ微妙につき方が違う。で、ジェイソン・モモアは特に上半身の筋肉が素晴らしくカッコイイ。それは顔がハンサムなのと同じ部類の才能。
そしてヴィランのブラックマンタ。なんかスーパー戦隊系の特撮魂を感じさせられる造形。キライじゃないですけど、イマイチ見せ場がなかったかな。次回以降に期待でしょうか。
たっぷりの尺で途中ボンヤリしちゃうところもありますが、キャストも含めた“映像”を楽しむ、そんな作品。
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