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アクアマンのRENのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
4.3
「DCは暗い」とデッドプールにディスられていたが、その流れに待ったをかけた。シリアス、盛り上がりに欠ける、ショボイと言われ続けたDCがジェームズ・ワンの力によってラリってしまった!
海中、なのにスターウォーズでバーフバリ、少しインディ・ジョーンズが入ったサメ映画。しかし結局の所はパシフィック・リム!
活劇とはいかにして観客を飽きさせないよう作るかだ。この作品に退屈なシーンは無い。5分に1度は訪れる爆発と急展開に「待ってました」と足を踏み鳴らす。剛腕なのはモモアマンだけではない。脚本演出総じてブン殴りだ。だが、それがいい。嫌いじゃない。むしろ大好物。
海中でのアクションを十二分に活かし、立体的な立ち回りで目まぐるしく動くカメラワークは没入の海へ放り込んでくる。最終的にはカテゴリー5だ。もうメチャクチャ。
サントラにも工夫がなされておりSFチックで未来的な音楽からは、かつて隆盛を極めたアトランティスの世界観をダイナミックに表現している。
結局の所、みんな清々しいアホが大好きなんだよな!ありがとうございました!
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