Shelby

アクアマンのShelbyのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
4.5
おもしろ!ド定番ながら、全然飽きさせないストーリー展開。アクションシーンが多いと聞いてはいたけれど、こんなにも映画の大部分を占めるとは。そして、ジェイソン・モモアのワイルドな魅力とヒーローなのに人間味溢れる人物像。カッコよすぎるのに、ふざけちゃいがちなのがいちいちクスッと笑えて可愛い。好感が持てないわけがない。

始まりはアーサーが産まれるまでの過程である、父と母の出会い。そして母が目の前から去らなければ行けなかった理由が描かている。すくすくと育ったアーサーは海底人の血を継ぐ者として特別な力が備わっていた。
学校で訪れた水族館でイジメっ子から詰め寄られている中、水槽の中の魚や鮫がアーサーを庇う仕草を見せる。そんな魚達を背景にイジメっ子を睨みつけるアーサー少年をクローズアップするセクションは、まっじで鳥肌モノ。

序盤の肉弾戦から、後半に畳み掛ける怒涛のアクションシーン。後半はスケールが大きすぎたけれど、これぞ映画の醍醐味と言わんばかりの映像の凄さに圧倒されまくり。
んでもって、CGが細かいのなんのって!
海底人だから海の中で呼吸もできて会話もできるの当たり前なんだろうけど、水の流れで髪が揺らめいたり、水中で加速する時の気泡だったりとこだわりが凄い。アトランティスの街々もすっごく煌びやかで美しい。アクションシーンはわちゃわちゃしててそこまで目を配る余裕はないけれど、それ以外の部分でも楽しめること必見。

インディ・ジョーンズを彷彿とさせるジャングルシーンやパイレーツ・オブ・カリビアンばりの不気味な怪物達。そして久しぶりの再会でアトランナ女王が身につけていたプレデターばりの装甲。
ん?これ何の映画だっけ?となりつつあったが、そんな疑問はこのスーパーウルトラハイテンションアクションムービーの前では愚問でした。通常の2Dで見てしまったことを少し後悔。DOLBYシネマかIMAXでまた再度見に行こうかな...
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