ぐりんでる

アクアマンのぐりんでるのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
4.3
お、おもしれぇぇ!!!

ワイルドスピードの監督だからかワイルドスピード感がすごかった。
挿入曲はもちろん、ノリというか、アクションシーンとかも節々にワイルドスピードを感じておりました。
特にブラックマンタとかいうヴィランの武器作成シーンなんか完全に車いじりしてるアイツらと被ったと同時に、やばい…なんだこいつは…!?なんか変なの、というか面白いの見つけちゃった感

このブラックマンタというキャラがすごいじわじわと来ました…
映画初っぱなから、海賊の一味としと犯罪遂行中に、父親から仰々しいデザインのナイフを引き継ぐ。これからは「お前がボスだ」的な感じで。なんか急にハートフル…ってか誰こいつら…

その直後親父共々、余裕でアクアマンにボコされ、浸水する船内で身動きの取れなくなった父を助けるようにアクアマンにお願いするも見捨てられる親子。さんざん悪いことしてるのに加速するハートフルにむず痒さを感じました。

こうして生き残った息子は復讐心に囚われて超人でもなんでもないただの人間なので、アクアマンへの復讐のために、手に入れた海底兵器を魔改造!!

そして、なぜか目からレーザーを出すことにこだわるマンタ。でかいヘルメットが要るな!と勝利を確信した顔をするマンタ。
え…なんでそうなるの…意味あんのかよ…と思っている内に、
完成した絶妙にダサかっこいいスーツで武装して登場するマンタ。
あぁ…仕事中のスーツはまぁまぁいいけど、プライベートで会ったら私服そんな感じなんだ…っていう感覚ってこんな感じなんですかね

俺はブラックマンタ!!と自己紹介だけは一流のヴィランらしく吠えるもボコられ海ポチャしていく。
なんか面白いやられ方してたような気がするけど忘れちゃった…

その後はすっかり彼のことは忘れておりましたが、なんか忘れているような…って思いながらエンドロール見てたら、おまけで出てきました。満身創痍なのにすごい吠え散らしてて、面倒くさいやつだな…と再認識しました。

いいですね。なにがいいって原作での立ち位置は知らないけど、最初から最後まで、映るたびにコミカルな要素は一切ないですごい真剣に悪役やってるところ。最後の最後まで偉そうだったし、次もぜひ頑張ってください。お願い致します。


ちなみに彼はメインヴィランではないです。本作の最大の敵はオーシャンマスターになりたいマンです。こちらも中々よかったです。

全体的に程よく軽いノリでテンポもよく、海底王国がディズニーシーの人魚のコーナーみたいで綺麗だったり、古代遺跡探検みたいなアドベンチャー要素もあったり、海中での戦闘がかっこよかったりとヒーロー映画として申し分なく楽しめた!

今後のDCEUが楽しみになりました!
ブラックマンタの活躍も楽しみです!!

うわぁ…ブラックマンタのことばっかり書いてしまいました。すみません。
またよろしくお願いします。