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アクアマンのchiyoのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
3.7
海版のマッドマックスって言われてたので印象もそんな感じだったんですけど、あんまりそこは分からんかったかな…
疾走感と無理矢理引っ張られて行く感はある。

一番ツッコミたかったのは、海から現れた魚人が鱗のウエットスーツ着てて着脱可能だったこと。。

昨今の映画ではクオリティが高過ぎて、CGか実写かわからないものが多いけど、この作品では「これはCGだ!!」ってわかるっちゃわかるんだけど多すぎて引いてしまう感じ(?)。

中盤のシチリアでメラが逃げ回るシーン、建物が面白いぐらい破壊されて、躍動感あるけど住民への罪悪感をこっちが感じてしまう。けどワンカットでヒキからヨリまで写しつつダイナミックな逃走劇を表現してるのは凄い。この映画で一番見どころかも知れない…メラからアクアマンへそのままカメラがズームアウトして移るのも良い。

大きな鐘が落ちてきて子供を助けようとするアクアマン、子供に覆いかぶさるではなく巨大な鐘を突き飛ばして子供を助けるの笑っちゃった。

結構コミカルギャグを突っ込んで来てるのでちょいちょい笑かしにくる。シリアスなシーンにも混ざってくるのでディズニーアニメ的なテンポで観れる。
CGが多くて風景がものすごく美しくて幻想的。
ストーリーとしてはややダレるけど疾走感はある不思議。メラもディズニーキャラクターのように美しいけど、ジェイソンモモアの存在感が半端ない。パパとママが小さく見えちゃう…
面白かったです。
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