あんがすざろっく

バットキッド・ビギンズのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

バットキッド・ビギンズ(2015年製作の映画)
4.0
去年の話ですが、夜勤の仕事中にテレビをつけていたんです。
深夜に放送するバラエティとか映画って、結構掘り出し物があるんですよね。
その日の放送は
「バットキッド・ビギンズ」

タイトルを聞いたことがなかったので、内容も全く分からないし、初めは何かの冗談かな、B級映画でももうちょいタイトルを考えた方がいいだろう、と思わず失笑してしまいました。
他のチャンネルに面白そうなのもなかったので、そのまま流してたんです。

侮ってました。まさかこんな作品だったとは。
仕事しながらなので、流し見程度でしか見られないのが悔しく。
途中でチャンネルを変え、今度DVDを借りて、最初からしっかり見ようと考えたんです。

いざ借りようと思ったらTSUTAYAには置いてないし、アマプラでしか配信していない様子。ようやくネットで中古のDVDを見つけて、購入しました。



物語はアメリカで実際にあった話のドキュメンタリーです。
ニュースで見たかなぁ?覚えていないのですが…。


主人公は5歳の男の子、マイルズ。1歳の頃に白血病であることが判明します。
そんな彼の夢は「バットマンになること」。

難病の子供の夢を叶えるボランティア団体、
「メイク・ア・ウイッシュ」にマイルズの両親が打診をしたことで、マイルズの夢が実現に向けて動き出します。



まず思ったのは、アメリカってやっぱり凄い国だなぁということ。
そして、人間の善意や優しさって、沢山の人の気持ちを動かすんだなぁということ。

最初は小規模のプロジェクトだったものが、どんどんSNSで拡散し、あれよあれよと言っている間に膨れ上がっていく。
マイルズの姿にたくさんの人が勇気づけられ、彼の夢を叶えてあげたいと申し出ます。
まさか大統領や、あの人からも声がかかるとは。

世界中で難病と闘っている子供達の夢を、たくさん叶えて欲しい。
世の中に、この映画で取り上げられているようなことが、たくさん溢れているといいと思いました。
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