ゆう

エベレスト3Dのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

エベレスト3D(2015年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

今作は1996年のエベレスト大量遭難事故の映画化です。それのみを知って、鑑賞したため、主人公を含めた登場人物があまりにも淡白に死んでしまうことに驚いてしまいました。

まさか主人公は、奥さんと生まれてくる子どもを置いて死ぬわけはないだろうと。主人公とベースキャンプとの間で無線が繋がっていたため、救助も容易に行われるだろうと呑気に観ていたのですが、その主人公もあまりにもあっけなく死んでしまいました。

しかし、それが人間の儚さをを真摯に描いているということであり、もっと言えば、それが自然の怖さであると実感しました。

今作の一番の見所は、エベレストの再現度の高さであり、これはブルーレイでは最大限に引き出すことは不可能で、映画館で観るべきだったと後悔しました。

製作陣の努力の結晶である再現度の高さを体感できる環境が、映画館のみであるという賞味期限の低さが、残念でした。
ゆう

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