月にいるのと同じね
エベレストに挑戦するドキュメントのような作品です。
襲いかかる自然をすんでのところで回避していく作品じゃなく、勝ったり負けたりを描いている。
これを観るとひとつひとつの選択がいかに重要かわかる、生きるための直感が試される。さっきまで登頂して喜び合ってた仲間がバラバラになり、消えていく。
5m先の仲間に声が届かない。
ガイドするハズのプロでさえ、判断を間違っていく。もう何もできなくなり、何もしたくなくなっていく。
助けに行くのか、進むのか。
考える時間すら危険な嵐。
優柔不断じゃ絶対山はのぼれないですね。
ヘリで輸送するシーンが凄かった。
ジェットコースターにのってるような迫力
ガイドの奥さんが言ってました、エベレストにいるのは「月にいるのと同じね」ホントそうだと思った。
なにかを捨てないと生き残れないのか。
おれは登らないぞ。
