オーバー・フェンスの作品情報・感想・評価

オーバー・フェンス2016年製作の映画)

上映日:2016年09月17日

製作国:

上映時間:112分

3.7

あらすじ

家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。白岩は、なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島にキャバクラへ連れて行かれ、そこで鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う―。名前…

家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。白岩は、なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島にキャバクラへ連れて行かれ、そこで鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う―。名前は聡(さとし)。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」そんな風に話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが…。

「オーバー・フェンス」に投稿された感想・評価

ユタ

ユタの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大好きな作品。

蒼井優演じる聡って、不思議ちゃんとか、エキセントリックな女とか、メンヘラのヤリマンとか(映画見る限りではボーダーっぽい)人によっていろんな見え方があると思うけど、

自分には「こういう風にしか生きれない人」に見えて、胸が締め付けられた。
自分をフェンスの中に閉じ込めて、ぎりぎり世の中と折り合いをつけてなんとか生きている。

檻の中の動物を見るみたいに、「そんな目で私を見ないで」と聡は白岩に言うけれど、実は白岩もフェンスの中にいる側の人間。

白岩も、訓練校のメンバーたちも、”そのようにしか”生きられない不器用な人たちで、そんな彼らを見つめる山下監督の眼差しはいつものように暖かく、
人間というものが愛おしく思えた。

特にキャバクラでの二人の求愛シーンは白眉で、不覚にも涙しそうになってしまった。

(※ラストの内容に少し触れます)






ラストも蒼井優のあの水筒とお弁当を持った格好を見るだけで泣きそうになった。

何度も絶望して、諦めたフリしながら、それでも次のボールを待ってる。

いつか、フェンスを越える日を夢見て。
身体を拭くシーンの光と陰が綺麗。

有名な俳優さんたちが揃ってのこういう映画ってあまり見ないので、面白い。
蒼井優。 ・・・?。
mako

makoの感想・評価

3.5

眠れないなーって、なんとなーく見たんだけど、初っ端から蒼井優の役がぶっ飛んでた。ただ、ぶっ飛んでる女が、恋した瞬間爆発(笑)メンヘラ発動(笑)いやだ、こんな女にだけはなるまい。でも、自分のことぶっ壊れてるって言いながら、思いのままに生きてる感じは憧れる。

コロコロと変わる彼女に惹かれる役のオダギリジョーもよかった。

職業訓練校に通う人たちの人間味あふれるあの感じもリアルだったな〜。眠れない夜に見るにはオススメかも。

やっぱり人を好きになるのに理由なんていらないのかもしれないね。
オダギリジョー、かっこいーなぁ。
ああいう雰囲気醸し出せる人ってなかなかいないよね。
よくよく考えたら他の映画でもあの雰囲気だよね、結構 笑
人懐っこく微笑む顔とか、あのゆるい感じとか。

オダギリジョー扮する白岩のセリフ、どれも好きだなぁ。
居酒屋で若い子相手に静かにキレるあの時のセリフがすっごくお気に入り。

蒼井優も、相変わらず役に取り憑かれてるような
あの演技。
ブチ切れて叫ぶ、あの尋常じゃない感じ。
あんなの出来るの彼女だけじゃない?
そんなに美人て顔じゃないけど、時々ハッとするような表情や、少女のような笑い方に見惚れてしまう。

ぶっ壊れ女とぶっ壊し男の、人生再スタート物語。
どう考えてもうまくいきそうにないと思いながらも、この二人なら怖いもの無しで何でも乗り越えていけるのかもと思ったり。
最後のオーバーフェンスは意味あり気。
希望を予感させる終わり方。

そうそう、鳥がたっくさん出て来たけどなんか意味あるんだよね〜、きっと。

でももう力尽きました。
おやすみなさぁい。
Netflix
おまえは12モンキーズか。
ayaka

ayakaの感想・評価

3.0
出てる役者さんたちから、なんだかすごいことが起こりそうで、起こらない。
蒼井優さんの演技すごかった*
音楽が、なんか不気味なのあってそれだけ苦手やった。
maru

maruの感想・評価

4.1
蒼井優が発狂する演技がとてもリアル。どうしようもなく続く憂鬱な日常も二人なら乗り越えられるかも
役者陣がみんな役にぴったりハマっていて良かった。というよりキャスティングがズルい。
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