麻薬組織のエリート殺し屋だった主人公は、ある少女を殺すことができず、組織を裏切ることになるが…
過去最強クラスに壮絶なシラットアクション、ここに爆誕!
主演にジョー・タスリム、悪役にイコ・ウワイス、更にはハンマーガールことジュリー・エステルというバイオレンス殺法人類代表の方々が織りなす、観てる方も疲れるレベルの壮絶アクション。『ヘッドショット』でやや不満だった格闘アクションのバリエーションの少なさを解消し、さらにバイオレンス成分をマシマシにした感じです。
ラストの二人のタイマンは見事でしたね…『ザ・レイド2』のラストバトルに匹敵する流血具合に加え、イコ・ウワイスはキレキレシラット、元柔道家のジョー・タスリムはシラット+柔術的な動きといったようにファイトスタイルの違いも出てた印象。ジュリー・エステルとワイヤー使い&ナイフ使いの女殺し屋二人組とのバトルも美味で、褒めるところは尽きません。
血がたくさん出るところをザクザク切り、骨をバキバキ折り、これでもかと人体を破壊しまくる残虐なアクションの数々。人間てこんなに血とか内臓とか出てても戦えるんだ、という発見も(笑)
ストーリーはあってないようなものですが、そんなことよりアクション!な作品です。これ一本で普通の人が1年間に摂取すべき量を遥かに超えるバイオレンスを摂取できます。アクション好きなら観ない手はありませんぞ。