カントク

W 二つの顔を持つ女たちのカントクのレビュー・感想・評価

W 二つの顔を持つ女たち(2015年製作の映画)
4.6
「少女は異世界で戦った」で気になった加弥乃さん出演作品繋がりで鑑賞。

冒頭、女の子がイケメンをボコ殴りするところから始まるこの映画、かなり拾いものでした!


基本、顔アップを中心とした安定した絵作りが心地よかったです。

脚本がいいのか、
「この先どうなるの?」というサスペンス感が抜群で、加弥乃さんの演じる主人公の揺れ動く感情も余す事なく表現されており、共感できる場面が何度かあった。名言も何個かアリ。


パッケージ見てわかりますが、女子ばかり。
でも意外や意外、人間関係が驚く程に交通整理されており、それぞれ良さ・魅力が遺憾なく発揮されていました。

ちなみにある目的でチームを組むのですが、最終的にみんな独断(感情)で動くパターンが多く「そう来るの!?」の連続で、全く彼女達の思考が読めず、見ていて純粋に楽しめた。


基本ライトな感じ(探偵要素がいい味)が私的に仮面ライダーのコメディパートに近いなと感じた。とにかく全編に渡りセンスを感じた。

追伸:90分サクッと見やすいですが、ワンシーンだけR15納得のシーンありなのでご注意を。
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