悲しくてやりきれない、そんなタイトルの主題歌を見て、悲観的な映画かと思ったら全く違った。
印象的なシーンがたくさんある。特に序盤ですずさんが描いた絵の一部が動き出すシーン。作品の中に一気に惹きこまれた。
映画そのものといえる…すずさんのみる世界は、終始心地よかった。
暗転する悲しい場面、穏やかだったり激しかったり…様々な感情を表現する絵が本当に魅力的で、素晴らしい。
いろいろな思いで溢れて、大切にしたくなる映画だった。愛はどこにでも生まれることができるのだと知った。
鑑賞後、文字で整理し得ない不思議な熱を持った感情が胸の中に残っている。
ぜひ、また見に行きたい。