ヒトの一生には幸せがそこらかしこに隠れている。でも儚いもので気がつくと一瞬にして消えてしまっている。
居なくなってしまったものを想いながら、ヒトはあしたを日々つくっていく。
のんの声とコトリンゴの歌が素敵にマッチしている。観てすぐに、面白かった‼︎、と思ったわけじゃないのに、また観たいとジワジワ思わせてくれる作品。
小さい子が観ると、原爆のシーンで一気に「怖い」という印象になってしまうかもしれないけど、大人にとっては戦争が終わってまた一から生活を立て直していく彼らの強さに心打たれる作品だと思う。