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この世界の片隅にのKのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
3.0
広島の原爆ドームを訪れたので、復習兼ねて鑑賞。

広島の、普段の生活から、昭和20年のあの日、そして戦後まで。
家族が、自分の腕が、少しずつ奪われていく。この時代の中にも見出す自分の居場所や幸せ。

8月6日、空が光って、空襲警報もならず、広島の空に大きな雲が見える。新型爆弾が落とされたという知らせのみ。
大変な思いをして耐えて来たのに、戦争に負けたことで崩れていく心。戦争が終わって単純に幸せになれたわけじゃない。
戦後の占領軍との交流。戦後まで苦しむヒロシマの人々。

あの戦争で、たくさんの人の人生が狂ってしまったこと、忘れてはいけない。大絶賛だったので観たものの、それ以上自分には響かなかった。
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