ビリケン

この世界の片隅にのビリケンのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.0
戦時中から終戦までの話を日常に焦点を当て描いた作品
家族で観たり、モチベーションを上げたい時にオススメ☆

主人公の すず の幼少期〜20代 の終戦までの日常を描いており、広島の呉市を舞台としている。
戦時中は、昭和とは思えない程物資に乏しく、日を増すごとに配給が滞り、原始的な生活を強いられる環境にあったようだ。
また「建物疎開」は特に印象的であり、空爆による延焼防止と避難場所確保のために予め家を解体してしまうこともあったそう。
制作には、クラウドファンディングによる一般の方々の支援を受けた事として有名であり、その支援者数は当時の国内では過去最大で、総額3900万円集まったとして注目を集めた。

人によって感じ方はそれぞれだと思うが、個人的には、身近な人の死を意識することで今を全力で生きるためのモチベーションになった。