今更ながら見ましたが、どう感想を書こうかと、どこからこの気持ちを書き出したらいいのかと思うような気持ちで今いっぱいです。
構成が好きです、すずさんの｢あちゃー｣な顔も好きです、音楽が好きです、戦争のシーンをすずさんの絵で表す表現が好きです、北條夫婦が好きです、細やかな作り込みに驚かされました。
今日見終わり、時間許す限り2週目も即見出してしまったのですが、はるみちゃんのところは何度見ても心がきゅうっとなります。
今まで生きてきた中で、戦争ものを見るたびに、｢戦争を生きてきた人達はかわいそう、見るのもつらい｣と思いながら見ていましたが、この作品にはほのぼのとした生活が戦争の時代にもあったんだよ、と描かれていて、すずさんたちが普通に生活してて、今の私たちと変わらないような会話をしてて･･･それでも戦争のせいでそれが壊されて･･･ 前半ほのぼのしてるパートが多い分、後半が切なく苦しかったです。
苦しいけれど、原爆で死んでしまう人が沢山出てしまうような地獄でも、その中でまた新しく命が受け継がれていって、時代は巡るのだと、幸せな気持ちで泣けました。 すずさんが前を向いて生きていく姿に勇気をもらいました。この作品と出会えてよかった。
