ごっしゅん

この世界の片隅にのごっしゅんのネタバレレビュー・内容・結末

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

のんとすずの雰囲気の合致、のんびりした主人公からこそ展開できる、普通の家族の普通の生活における戦争。

「この世界の片隅で、わたしを見つけて下すってありがとうございます。。」とにかく周平さんかっこいいな、、

はるみちゃんが亡くなってしまったのは偶然、すずは悪くない、、
お姉さんは、今まで自分の人生を自分で決めてきたはずなのに、結果としては不可抗力で全部うまく行かなかった。
逆にすずは全部言いなりのまま生きてきたように見えるけれど、それはそれですずらしく楽しんで生きている。
私はどちらかと言えばお姉さんの生き方に近い(うまくいく、いかないは度外視して)。その点、すごく考えさせられた。

ただの戦争映画ではなく、古き良き時代の片鱗が垣間見える作品で、ロマンを感じました。そこがとても好き。

アニメ映画には付き物であるごはんシーン、特に作っているシーンはワクワクしたな~

良作だという多くの意見を見つつも、今ひとつこれ見ようと乗り気にならずにここまできた作品。。松本穂香さんに惹かれ、実写化テレビ放映をちらと見て、思い切ってこちらも鑑賞。

心に残る作品、という印象。
ごっしゅん

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