Yukiko

この世界の片隅にのYukikoのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.0
2018年9月14日
『この世界の片隅に』 2018年製作
監督、片渕須直。

広島市江波で生まれたすず。
1944年(昭和19年)2月、18歳のすずは広島から呉市にある
北条家に嫁ぐ。
夫の周作は軍の書記官として働いている。
周作は、幼い頃に広島で一度だけすずに会ったことがあり、
その時のすずを忘れられずに、嫁にと望む。
戦時下、次第に物資が不足し、食べる物もままならない生活の
中、すずは工夫を凝らす。
が、翌年、日本海軍の本拠地の呉市は空襲に襲われる。
そして、広島には原爆が投下される。


ほんわか、あたたかみのある絵柄だこと。
その絵に惹かれて観ました。
気になったのは、登場人物が前かがみっぽく、うつむき加減の
絵であること。
何故かしら?
心やさしい、積極的でバリバリと立ち働く人物とは違うと
いう性格、心象を、この姿勢で表しているのでしょうか??
周囲の風景描写が素晴らしかった♡

聴覚障害の難聴故、洋画だと字幕で話の内容は分かるの
ですが、邦画だと字幕が無い為に、セリフが分からず、
よって絵と動きで話しの内容を理解しました。
普段は邦画は殆ど観ないのですが、この映画は興味もあり、
内容はともかく眺めるだけかも?と覚悟の上観てみました。

細かいところが幾つか分からなかったので、ネットの
ネタバレを参考にして、ようやくストーリーの一部始終を
理解した次第です。
テレビで放送されると、大抵は邦画でも字幕設定をすれば
字幕で観ることができます。
テレビ放映を待つか、ツタヤでDVDをレンタルする時に、
店員さんに邦画の字幕設定が有る無しを聞いてから借りるか。
中には邦画で字幕表示の設定ができないDVDもあるので。

都内の特定の映画館で邦画を観た時は、字幕入りの眼鏡の
ようなものをかけて映画を観た。
ある方は、スマホかタブレットに上映映画の字幕設定を
して観たとか。
しかし、手元の字幕を見る為に、頭を上下させて忙しい
だろうなと思う。

どのようなやり方がベスト、またはベターなのでしょう?
たまには邦画も観たい!と思う時もある。
『エヴェレスト 神々の山嶺』(阿部寛)を映画館で観た
時は、セリフもストーリーも分からないままで、残念過ぎた。
ただ雪山を眺めただけだった。
Yukiko

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