おこめ

この世界の片隅にのおこめのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.3
漫画は読んだことがあったけど、映像化作品を観たのは初めて。

やわらかなタッチで戦時中の呉や広島の人々の生き様が描かれている。そのタッチと、すずさんのおっとりとした性格が相まって、冒頭から暖かで幸せな空気感が作品に漂っている。アニメ映画となって色が着いて、更に。

だからこそ、むしろ現実である原爆や戦争の方がフィクションのように思えてしまうほどで、それまでの生活と対比され重く苦しい。

また、私の故郷が近いので、役者陣のナチュラルな広島弁に驚いた。方言監修しっかり入ってるのかな?
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