マツモトタクシー

この世界の片隅にのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.3
皆さんのレビュー見てレンタル
かなり以前に「夕凪の街 桜の国」は買って読んだことはありました

主人公すずは学校を出てお見合いで知らない町に嫁ぐ
初恋の人が訪ねてくる
明日には命が無くなっているかもしれない
一夜を伴にするよう旦那に促される
流されそうになるが差し出した今の夫にも腹が立つ
夫は自分には見せたことの無い一面に嫉妬を感じながらも海軍の彼を気付う
彼は結局何もしないまま明け方死が待っているであろう場所に戻っていく。。
三者三様のお互いの刹那。。

祖父母や親戚の人達に聞いた話思い出しながら観ました

以前、乗ってきた高齢のお客さん95才
シベリア抑留の戦友との親睦会の帰りだそう
5年抑留され毎日-15度位で部屋には達磨ストーブ一つ上着は1枚だけ
霜焼けなんか通り越していたらしい
200人位いたが生きて帰れたのは10人
何を食べていたかお聞きしたら
草でも食べていたのか?もう覚えていないとのこと
一度氷の中にジャガイモ🥔を見つけ慌ててストーブで溶かすと馬糞だったそう。。

このご老人や自分の身内も含む戦争を乗り越えてこられた或いは亡くなられた方々がいらっしゃったので、今の自分がいるのだと思います 感謝です!